僕の考える良いハンドルネームとは、以下の条件を満たしているものである。
1, 他人と被らない
2, 英語で表記可能
3, 文字数が長すぎない
1を満たしていない場合、何かのサービスでidを新規申請しようとした際に “このユーザーネームは既に使われています” というようなメッセージが出てしまうだろう。あるいはTwitterで検索した際に同じハンネの人がたくさん出てきてしまったり。よくあるのが食べ物の名前1。これはゼッタイ他人と被るのでやめた方がいいと思う。被ってしまった場合、末尾に数字を付けることも出来るが、自分のアイデンティティを他人に譲ったみたいでダサいと思う。
2を満たしていない場合、せっかくの自分の名前が海外製のゲームやuser idに使えなかったりする。例えばマインクラフトでは表示される名前は英語と数字のみだし、Twitterにしてもアカウントidは英語と数字のみだ。ここで言っているのはハンドルネームを英語にしろ、ということではない。英語に置き換えることが可能な名前を使え、ということである。例えば「抹茶」というハンネの人は「maccha」というようなidを使うだろう。どちらも同じ読み方で識別可能だ。では「痴情派法曹」(限ネ2でごめん、こういうのしか思いつかない)というハンネはどうだろう。日本語ではユーモアがあるが、このユーモアは英語にしづらいはずだ。もちろんそのまま「tijouhahousou」というidを取ってもいいが、せっかくなら避けたい。
3はどちらかというと自分の思想だ。つまり、 “格好悪い” 。140字に収まらずに「リプに続く」と書いてある認証マーク付きアカウントがダサいように、長々とハンネを書いているのはダサい気がする。あくまで個人の感想だが。(──自分が使わないせいで例が思いつかないの図)
これを踏まえて自分のこれまでのインターネッツ人生で使ったハンネを振り返っていく。そろそろこの辺で整理しないと忘れてしまうハンネも出てくる頃だ。一応記憶上の順番に並べて書いてあるが、正直もう詳しい日付や経緯は曖昧な部分がかなり多い。僕がスマホを持ち始めたのが中学入学時だからもうそれから8年が経とうとしている。8年経っていたら忘れるのも仕方がないと思う。実はこのハンネの変遷については2年前に自分が使用した全てのハンネと由来と使用場所を書き留めたメモから作っているが、忘れるもんは忘れるのだから仕方がない。
#石焼き芋
安直な食べ物ネーム。今ならば絶対つけないしこういう名前の人たちを心の中で馬鹿にしているが、僕にもこういうハンネをつけていた時期があった。この名前は小説家になろうに登録した際にはじめてつけたことは記憶しているのだが、登録メールとかは登録した日に全て抹消してしまい3、なろうのアカウントも高校時代に一度消してしまったので時期については全く記録に残っていない。中1の秋か冬からなろうを読み始めて、リゼロを読み終わって他の作品に手を伸ばし始めてそのブクマのために……という順番だった気がするから多分2018年の春〜6月だったと思う。なろう以外ではアカウント連携用のTwitterアカウントとLINEのサブ垢4で使っていた。
#ココネ(小桜ココネ)
2018年11月上旬、まだ僕が中2だった頃、ナイトメアクロノスという名のゲームを始めた。当時僕は親にスマホが規制されていて、アプリのダウンロードや個人サイトの閲覧までブロックされていたため、ほとんど何も出来ない状態だった。しかしこのゲームはブラウザゲームだったから、そんな僕でも始めることが出来た。このゲームで使い始めたハンネが「ココネ」である。なんとなく決めた名前だったが、実は結構気に入っていて今でも使っている。リリースから数日で始めたし、何もやることのない中学生だったから、サーバー内順位みたいなのがかなり上だったが、1ヶ月ほど後のある日学校帰りにログインしようとしたらゲストログインしていたせいでアカウントに入れなくなってやめた。それからこのゲームは触っていなかったが、2020年11月30日にサ終したらしい。そのあとで始めたグラブルはこの名前で始めたし、ガルパやプロセカもこの名前を使っていた。フルネームバージョンとして小桜ココネ5という名前も使っていて、gmailのアドレスに使っていたりもする。
#朔音
ココネの後にグラブルで使っていた。当時自分はネカマ6していたので女性的な名前で、かつココネだった人だよ、ということをわかってもらうためにこんな名前に変更した。グラブルでは名前を半年に1度変えることが出来るので、これからも度々変えることになる。
#りざれくしょん!
これ1番記憶から消したいハンネ。というのもこれは自分で考えたものではなくパクリだからだ。当時グラブルの攻略時にかなり参考にしていたブログ主の騎空団(ギルドシステム)の名前を勝手にパクった。一応理由はあって、この名前は荒野行動で使用していたので、「復活」とか「蘇生」という意味をもつresurrection
という単語は「ダウン時にちゃんと起こせよ?」という味方への圧のつもりだった。今これを書いていてもうわぁぁぁぁぁってなるくらい痛いししかもパクリだし忘れてください。
#かげうさ
Twitterの2垢目はこの名前だった。1つ目のアカウントはグラブルの救援要請とかを出すのでアカウントを分けた。Twitter用のアイコンをどうすればよいのかわからなかったので、「うさぎ アイコン」とかで調べて出てきたフリーの黒いうさぎのシルエットのイラストをアイコンにしていたことが由来になっている。アカウントを作ったのは2019年の2月28日で、少なくとも2023年の3月7日にはまだこの名前を使っていたスクリーンショットがあるので、相当長い期間使っていたことになる。Twitterに合わせてグラブルの名前も朔音からかげうさに変えた。
#ウィングル
ポケモン実況者のライバロリが、「ライバロリの名は好きな遊戯王カード2枚の名前を組み合わせて作った」といっており、この方法で自分もつけてみようと思った。ウインディ+ウォーグル──ウインディは初めてプレイしたポケモンブラック2にて、序盤でガーディを捕まえた際に「こいつの進化って伝説ポケモンじゃん!」と興奮したことを覚えている。ウォーグルは見た目がすごい好きでXY時代にどうにか対戦で活躍させたいと奮闘したが、全然上手く使えなかった思い出がある──だ。このハンネのいいところは英語でwingle
と表記可能なところだ。かげうさのあと、グラブル以外でも結構使った記憶があるのだが、全く覚えていない。1つ欠点を上げるなら、英語圏でもよく使われるハンネらしく、idはしばしば取られていて使えなかったと記憶している。
#うみねこ
うみねこのなく頃に、というものにハマっていた時期があった。2020年の時のTwitterのリア垢で使っていたが、アカウントはすぐ消した。
#ガンギマリル
2021年に別のTwitterアカウントで使っていた。マリルにグラサンかけてストゼロ持たせたアイコンだった。
#エレフィア
これもライバロリ理論で作ったハンネ。ブイズのエーフィとニンフィアから取った。2021年の11月から2022年の2月くらいまでnoteをやっており、そこで使っていた。
#火羽音
自分のメモには「高2の7月(2021年)にポケモンユナイトのスマホ版で使い出したのが初」と書いてあるが、ポケモンユナイトとスマホ版は2021年の9月リリースらしい。不思議な2ヶ月のズレがある。高校の国語(現代文か古文かは忘れた)の時間に好きな異性の名前由来のペンネームを持つ小説家の話を聞いた。 そこから閃いた。もうさすがに時効すぎると思うので言ってしまうと、自分は中学1年生の時に「あゆ」という名前の女子が好きだった。魚の鮎の稚魚のうち、冬に取れるものを「氷魚」と呼ぶらしく、そこに音を当てはめた。羽ってなんか可愛いし、音といえば「心音」の音だ。ウィングルの後のグラブルで使用。
#鳴瀬しろは
グラブルには古くから声優ハンネや嫁ハンネのやつらがいた。その名の通り、自分が好きな女性声優やアニメキャラなどの名前を†背負って†活動していた。昔から「自分の好きなキャラの名前を背負っているのだから弱いのに名前を使うのは良くない!ダサい!」というような風潮があったのだが、自分は随分と長くグラブルをやってそこそこ強くなったし、好きな女性の名前を背負って戦うことにした。火羽音の次にグラブルで使用した。
#Eハンテール
E判定とハンテールをかけた。2022年の春に一瞬だけTwitterの名前にしたが、サムいかなって思ってすぐ変えた。けれどもグラブルは180日間名前を変えれないのでデバフは続いた。この時期になるとスクショが残ってる。
これ以降に考えたハンネはまだいろいろなところで使っているので、恥ずかしいから秘匿しておく。
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Twitterで「抹茶」とか「マカロン」とかで検索すれば無限に出てくると思う、多分 ↩
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限界ネームの略。過激な名前のこと ↩
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当時の自分はインターネットのことを何もわからなかったので、親が契約したSIMを使っているだけで、全てのメールの中身が見られると思っていた ↩
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はるか昔、LINEは電話番号でログインする方法と、Facebookアカウントを連携してログインする方法があった。2020年に新規のFacebookログインが廃止されている。サブ垢はもう使っていないが、使おうと思えばまだ使える状態にはある ↩
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可愛い名字ランキング!みたいなサイトを見てこれに決めた。どうでもいいけど御茶ノ水の駿台1号館の南側の通りは小桜通りというらしい。 ↩
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この概念懐かしすぎる。正確には「ココネ」だった頃からしていた。夏休みやテスト期間といった学校のスケジュールに合わせるために中学教師という設定だった ↩