大学では課題を課される。単位が欲しけりゃなんか書いてこい、というように。そのレポート課題の説明で昨年担当だった教授がとんでもない発言をした。そう、「ファイル形式は何でもいいです」と。
正確には「Word、textファイル……ファイル形式は何でもいいです」という発言だった。おそらくは学生のためを思っての発言だろうが、彼は実際にすべてを認める発言をしたのだ! ならやってやろうじゃないか。今回はどんな拡張子で提出されると面倒かについて考え抜いて見せよう
HTMLファイル
これは教員用PCで開くことができると思う。インラインのJavaScriptを使用することで、例えば文字が5秒に1文字ずつ表示されたり、モーダルウィンドウで1文字ずつ表示されて閉じるボタンをずっとクリックし続けなければならない、などが実装できそうだ。HTMLファイルはメモ帳とかからも開けるが、どのみち解読は困難だろう。
WAVファイル
これは開けるけどかな~りいやだと思う。レポートなどの書いた文章をTTSモデルに放り込んで音声データにして提出する。一度に見ることはできないし、前の文章に戻りたいときも大変だ。ただ、これは別の教授だが、講義でWhisperらしきものを使っている人間がいる。もしかしたらこの方法だとすぐに文字に起こされてしまうかもしれない。
MP4ファイル
映像がある分、WAVファイルよりはましかな?
AVIFファイル
圧縮率に優れた画像形式で、僕のサイトの画像はほぼすべてこの形式である。ただ、Windowsで閲覧するにはMicrosoft Storeから専用ソフトをインストールしなければならない。Microsoft Storeなら使えるかもしれないし、やっぱりセキュリティの問題で使えないかもしれない。もし怒られたら「大学のストレージのために圧縮したかったんです!」といえば許されるだろう。当然、文字媒体のファイルのほうがサイズは小さくなるのだが。
exeファイル
Electronを使えば、簡単なものなら僕でも作れる。別にファイル内で難しいことをしなくとも、セキュリティの問題で大学のPCでは警戒して実行できないと思う。
7zでの圧縮ファイル
どこかで聞いたことがある程度のものだが、標準的なWindowsの解凍ソフトだと開けない圧縮ファイルらしい。開けなくとも問題ない。どの拡張子でもよいといったのは教授っちだし、教授はすべてのファイルを確認する義務があるから、大学事務にでも相談してソフトをいれてもらうんだな。
──ここからは非現実的ゾーン──
3Dファイル
3Dで文字データを作成する。多分専用のソフトがないとみることができない。この案の最大の問題は僕が3Dデータを作れないだろうこと。
Zip爆弾付きファイル
これはEvilすぎて退学の危険が危ない。さらに、調べたところでは最近のPCで検知できるらしい。

革命学舎
書く、これしか出来ないから。