空の旅人
僕が一番長くプレイしたゲームは、グラブルだと思う。「なろう」とか「Vivaldi」みたいなことを言わないなら、間違いなく。
僕がスマホを手にしたばかりの時、自由にゲームを入れさせてもらえなかった。これがなかったらクラロワとかウイイレとかやってるタイプの人間になっていたのかな……と考えてみたが、さすがにないだろうな。別にそういうゲームが嫌いというわけではないが、僕はどうもそういう対戦ゲームにハマる気質ではないらしい。
そんなわけであまりゲームとかはしていなかったのだが、ある日どこかで「ナイトメアクロノス」というゲームの広告を見た。簡単に言うと普通のMMORPGゲームだったのだが、これにはもうひとつの重要な点があった。つまり、ブラウザゲームだったということだ。
ブラウザゲームであるということは、アプリをインストールする必要がないということだ。アプリのダウンロードが制限されていた僕にとってこれは決定的に重要だった。親の目を気にせずにゲームができる。そういうことだったから。
どうやら僕がその広告を見たのはサービス開始からすぐだったようで、暇な中学生だった僕は時間をかけられたこともあり、ある程度強いほうだった。強さは今はあまり見ない?サーバー内順位というもので確認できた。
強いというのは嬉しいことだ。そんな訳でこのゲームにハマっていったのだが、別れは突然だった。ある日いつものようにブラウザからゲームに入ろうとしたら「新規登録」みたいな文字があった。焦ってあちこちボタンを押してみたけど表示されるのは新規向けのページだ。どうやら僕は完全に「部外者」になってしまったようだった。確かに僕は外部連携をせずにゲストログインをしていた1ので、これが悪かったのだろう。初めて1ヶ月弱の出来事だったのでそこまで未練はなかったが、でもやっぱり少し寂しかった。ちなみに2020年にサ終してる。2年しか続かなかったみたい
さて、ブラウザでのゲームならプレイ出来ることがわかったし、また別のゲームを探すとしよう。そう思っていくつか候補を探してみた。
まず、当時大量の広告を流していた神姫プロジェクトというものをやってみた。確かDMMからブラウザで遊べた気がする。ただあまり面白く感じず、僕には合わなかったため1日でやめてしまった。
次に、グラブルをやってみた。どこで知ったのかは覚えていないが、友人らに聞いてみたところ、ひとりやっているやつがいるようだった。それと仲の良かった一個上の先輩もやっていると言っていた。同じ過ちを繰り返さないように、モバゲーのアカウントを作ってログインした。モバゲーのアカウントはTwitterアカウントがあれば作ることが出来た。最初はログイン・救援用のTwitterアカウントしかなかったが、初めて半年後くらいにもうひとつアカウントを作った。これが今も使っているメインアカウントである。
僕が始めたのは2018年、中二の秋だった。どれくらい昔かを伝えるために懐かしい話をする。この頃はカツオ剣豪が流行っていて、シエテが他属性に出張しまくっていた。古戦場にブックメーカーがあり、ベッティングカードがあった。フェンリル・ケルベロス討伐戦があった。

グラブルにはマルチバトルというシステムがある。敵のHPをみんなで削ったり、デバフを敵にかけたりして2協力しながら敵を倒すのだ。僕が始めたばかりで弱かった時は強い人がダメージを出して倒してくれたのを覚えている。
そして始めて半年後にルシHという高難易度マルチバトルが実装された。実装当時は上位勢が何もわからないままに蹂躙されるマルチだったが、徐々にTwitterで情報が出てきて、グラブルの「マルチバトル」を活かしたシステムにとても驚いた。参戦者の6人全員で協力して、12個の「試練」を達成していくのだ。試練は1人が解除すれば、全員のボスについている「試練」に対応するバフが剥がれていく。まだ僕は弱かったので、そのバトルに参入するのは初めて1年後くらいだったが、僕はこのボスが気に入り、野良に潜ってずーっとルシHをやっていた。
僕は回復キャラが強い光属性が好きで、ずっとこの属性でやっていた。初期の頃は光のゾーイ3の3アビの防御100%アップをメインで使い、アビリティのリキャストを短縮するためにカミラとフュンフで回復・バフアビを回していた。このおかげで光マグナでもファランクス(他のプレイヤーが使うと得られるダメージ70%カットバフ)をはらずにある程度動けるのが好きだった。
ユニが実装されてからはもっと動ける編成に気がついた。ユニ・ボーガ・フュンフだ。毎ターンユニ1アビを打つことで、ボーガの無敵を延長できるのだ。押すアビリティが多くなるので早くはないのだが、壊滅することはほとんどなくかなり自由に動けるようになって嬉しかった。
実装初日と比べて格段にクリアしやすくなってはいたが、それでもこのルシHは最高難易度のバトルだった。ここで6人の参戦者の中でダメージが上だったり、他の人が壊滅して止まってしまっても最後まで動き続けているときは「救っちゃいますか」感があって好きだった。
この後も続いたがいちばん濃かったのはこの頃だった。今はもう、プレイしていない。