ハッカソンに初めて参加した話
ハッカソンに参加した。
僕は現在某活を行うような時期であり、よく分からないまま夏はこういうものに参加するのだという価値観だけ植え付けられた。仕方がないから変な板をポチポチして、昔に使っていたpaizaでスカウトが来ていたインターン・ハッカソンのいくつかに申し込んだのだ。
僕の中のイメージでは、ハッカソンとはつよつよのエンジニアに囲まれながら、自分も負けじと進捗を出して追いついていくものだった。これは僕が半年ほど前に参加したインターン(+ Twitterとか)に由来する。
そこが初めてのインターンだった僕は、学生のアルバイトの人から毎回自分の書いたコードをレビューしてもらっていた。毎回鋭い指摘をもらうと共に、最近のフレームワークなどについて雑談する機会があった。僕は彼らほど出来るわけではなかったため、毎回自分の書いたものを恥じ、興味深い話をたくさん聞くことが出来たものだった。
結論から言うと、最悪なハッカソンだった。
僕以外に3人のチームメンバーがいるのだが、2人はvibe corderでもう1人は完全な初心者 (どうやってコードテスト突破したんですかね……1本人は悪びれる様子もなく、コードテストをLLMに解かせたと言っていた) だった。Vibe corderは片方はもう何も分かっていない人間で、もう片方は少しの理解は出来るくらいの人間だった。
ハッカソンは何か課題が与えられ、それを学生らのチームで作り上げるというものだ。
初めの方で、フレームワークの選定をせよと運営にいわれた。
(進研ゼミでやったところだ!)
と僕は思った。某活においてフレームワークの選定基準は定番の質問だったからだ。僕は個人でしか経験がないが、それでもいつも自分なりに考えたことなどを答えていた。
(使ったことがあるやつになるのかな、ならなかったら頑張らないと!)
そう、ワクワクしていた。
ミーティングでメンバーの一人が「フレームワークを使ったことがないからわからないし使いたくない」と言い出した。他の2人もすぐに賛成した。「個人でやっているからフレームワークとか分からない」と言われ、関係ないだろ、と思った。
この瞬間に、もう決まっていたのだと思う。
そのままフレームワークなしでVanillaのHTMLとJavaScriptを触ることになった。
この後も様々なことがあった。例えば、(僕以外の)誰も処理をかけないからエンジン部分のコアな処理は僕が書いた。引数と戻り値を丁寧に解説してコメントに残しておいたが、それでも使い方がわからないようなので、作業場所を交換し、必要なデータを受けとった後の処理だけ書いてもらった。しばらくしてからもともと僕が書いていたところを見たら、(かなりの自信を持っているが、おそらくという言葉を足しておく)LLMによってぐちゃぐちゃにされていた。ちなみにこのハッカソンはLLMツールの使用が禁止されていた。
……この後も愚痴みたいなことをつらつらと書いていたけど、くどい気もして消してしまった。
何が悪かったのだろう。
僕は技術選定の時に強い言葉で引き戻すことは出来ただろうし、これをやらなかったのは悪かったのかもしれない。また、結局のところ誰かしらが技術一位になるわけだし、インターンの時の学生アルバイト側の席に僕が座ることになっただけでごちゃごちゃ言っているのが悪いだけかもしれない。
チームの3人は別に悪くない。企業が何かを主催していたからボタンを押した、ただそれだけだ。
僕がプログラミングを始めた時期はGPT-3.5が出た後だったが、まだ性能も良くなかったし僕がプログラミングを楽しいと思えたこともあり、自分で書ける程度には学習できた。もう後発組は中身を何もわからなくてもLLMが出来るからいい、という考えなのかもしれない。……ここでこの話を続けることもできるが、これが彼らの考えでないかもしれないし切っておく。
ただ、企業の採用担当は悪いと思う。質を担保するべきなのは彼らであり、彼ら以外に参加者を取捨選択できる立場はない。思えば自己紹介をした採用担当は全員未経験だと言っていたし、ただそういう会社だっただけな気もする。
1つの後悔があるとすれば、バイト先に8月後半の予定をほぼ入れずに参加したのに、結局バイトに行っていた方がいい経験になった気がすることかな2まあリードする側の立場になったことや複数人で同時に作業するのは初めてだったのでそこは悪くなかったかも。
